まずは休暇と休息の違いを見てみましょう。長期のお休みを休暇と捉えるか休息と捉えるか…で、心持も変わってきますよ!
休暇:公式・公的なお休みで、日常から非日常へ移行する社会的な意味を持つ
休息:疲れを癒すなど個人的な要因によるもの、心身のリフレッシュが目的
子どもの視点で考える休みの過ごし方
1. 子どもにもスケジュールを共有する
– 子どもは大人が思うよりも理解力がある
– 小さなお子さんでもカレンダーを見せながら「赤い日はお休み」と説明するとわかる
– 「今日はここで、この日に保育園がまたある」など具体的に伝える
– 予定を伝えることは「子どもが自分で心に見通しを持つ練習」になる
– 堅苦しくなく「楽しみだね」という気持ちでカレンダーを一緒に眺める程度でOK
2. 年齢に応じた休みの意味の違いを認識する
– 年齢が上がるにつれて、「休暇」の概念(日常から離れる)が強くなる
– 学校生活が大変だった子は「学校の話はしないで欲しい」と思うことも
– 一方で「また学校が始まる」と不安に感じる子もいる
– それぞれのタイプに合わせた声かけが必要
3. 休息の時間を確保する
– テーマパークなど楽しい予定を詰め込みたくなるが、余裕を持たせる
– 「連休のパンパン予定は入れない方が連休明けがマイルド」になる
– 特に4月から頑張ってきた子どもには十分な休息が必要
– 休みの日にも子どもの意見を聞く「この日は予定がないけど、何がしたい?」
4. 学習のつまずきをフォローするチャンス
– 大人は「休みの間に挽回させたい」と思いがちだが、アプローチが大切
– まずは「学校頑張ったね」と労い、リラックスした雰囲気を作る
– 子どもから「算数わからない」などと言い出したタイミングを活かす
– 「どこが難しかった?見せてみて」と圧力をかけずに対応
– 「お休みの間にやるって偉い」「これで挽回できたね」と前向きな声かけを
連休の意義を考える
– 単に「日常を忘れる」だけでなく、「戻るべき場所の疲れを癒す」時間
– 何か引っかかりがあれば、それをほぐしておく良い機会
– 元気な状態で日常生活に戻れるよう準備する
– 特に連休明けの6月は長く休みが少ないので、この時期の休息が大切
子どもの不安や疲れに寄り添いながら、親子で見通しを持ち、心身ともにリフレッシュできる休暇を過ごすことで、連休明けもスムーズに日常に戻れるでしょう。子どもにとっても大人にとっても、心の力を抜いて楽しめる休日を大切にしてください♪
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