077.この春、高校生になる子どもとの過ごし方

中学3年生がいるご家庭は、いよいよ受験!というタイミングでしょうか…
実は我が家にも中3の子どもがいまして、私自身も受験生を抱える身です。
我が子に対して口出ししたくなる場面は多々あり、その都度、心にブレーキをかけるように心がけていますが、うまく行かない時もあります…
この時期の子どもたちの心を理解しつつ、一緒に受験期を乗り越えましょうね!

1. 中学3年生の特徴について
– 一見しっかりしているように見えますが、まだまだ子どもです
– 将来やりたいことが明確でない子が多いです
– 自分の進路について不安を持っているのが普通です

2. よくある親の心配
– 「子どもが現実的でないことを言っている」
– 「スマートフォンばかり触って、勉強していない」
– 「この調子で大丈夫だろうか」
といった不安を持ちがちです

3. 親が気をつけたい具体的な対応
【良い対応例】
– 夜更かしが気になる時は、就寝を促す声をかける
– 将来の夢が明確なら「どうしたら実現できるかな?」と一緒に考える
– 不安な気持ちを抱えながらも頑張る姿を認める

【避けたい対応例】
– 「何を考えているの!」と怒る
– 「そんなことじゃダメだ」と否定する
– 親の不安や焦りをストレートにぶつける

4. この時期も大人の対応が必要な理由
– この時期は自分探しの大切な時期です
– 脳の発達(特に判断力に関わる前頭葉)はまだ途中段階です
– 完全な大人としての判断力は30代後半〜40代で完成するものです
– 非現実的に見える夢も、それを追うエネルギーは大切なものです

5. 親として心がけたいこと
– 子どもの成長にはそれぞれのペースがあることを理解する
– 息抜きの時間も必要だと認める
– 子どもの不安や迷いは自然なものとして受け止める
– 親自身の不安は別途処理し、子どもには前向きな支援を心がける

6. この時期の意味
– 社会で自立していくための第一歩です
– 完璧でなくても、自分で考え決める経験が大切です
– 親の過度な介入は、かえって自立を遅らせる可能性があります

大切なポイントは、「子どもはまだ発達途中」という事実を理解し、一見非効率や無駄に見えることでも、成長の過程として温かく見守ることです。
この時期の子育ての目標は、「すぐに完璧な判断ができる子」を目指すのではなく、「自分で考え、決める力を少しずつ育てていく」ことにあります。
親としては心配や不安もあると思いますが、それは大人同士で相談するなど、別の方法で解消し、子どもには「あなたを信じているよ」というメッセージを送り続けましょう♪

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076.この春、中学生になる子どもとの過ごし方

小学校6年生の子どもたちについてお話します。
年明け〜卒業までの期間、子どもたちにとってはとても複雑な時間を過ごすことになります…

同じ小学校から同じ中学校に進学するだけでも、不安定になりやすい時期に、
進学先がバラバラで、卒業と共にお別れを控えている子どもたちにとっては、なおさら不安定となります。
そんな時に、親としてどうやって寄り添うか…
そんなことを考えるきっかけにしていただければと思います♡

【子どもたちの様子】
卒業前の友人関係の変化
– 親密な2-3人組ができやすい
– 意図的ではなくても、一部の子どもが疎外感を感じる状況が生まれる
– 思春期特有の敏感さから、些細な出来事でも深く傷つきやすい

【親としてどう寄り添うか】
1. 感情的な対応を避ける
– 子どもが疎外感を感じている時、親まで動揺すると子どもの不安が増大
– 一時的な現象として冷静に受け止める
– 「明日また話せるかもしれない」など、前向きな声かけを心がける

2. 中学校への移行期の支援
– 校則の厳格化について、子どもの不満に同調せず、社会のルールとして受け入れる姿勢を示す
– 春休み中に中学生としての適切な行動について話し合う
– 学校のルールは単なる規則ではなく、上級生との関係性も含めた社会性を学ぶ機会として捉える

思春期の子どもを大人が支えるのは、実はとっても難しいです。
親子ならなおさら。
そこに「卒業」という、心理的には複雑なタイミングが重なると、よりサポートの意識を高めたいものです。親が感情的にならず、子どもの社会性の発達を支えられるよう心の余裕を保ちたいものです…(これが難しい!)
一人で抱えず、仲間と支え合いながら乗り越えていきましょう♪

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075.この春、小学生になる子どもとの過ごし方

年長児がいるご家庭では、そろそろ小学校での生活を意識し始めるのではないでしょうか。

このままで大丈夫?
これができないと困るよ?
本当に小学生になれるの?
などなど、小言の端々に‘小学生’がちらついていませんか?

結論、子どもたちは今の姿のまま、小学生になることはありません。
今できていることができなくなったり、今できていないことが意外にできていたりします。
できていたことができなくなることは大人としては想定していなかったりして、我が子に対してがっかりすることも出てきやすくなります…

子どもは不思議な生き物で、‘その時’が来たら‘それらしく’なります。

だからといって、小学生になる準備を何もしなくていいということではなく、この時期だからやっておきたいこと・やらなくていいことがあるので、お伝えします!

1. お正月を過ぎると子どもが変わる!
– 「小学生になるね!」って親戚から声をかけられて、子どもの気持ちがガラッと変わります
– 表情も変わって、すごくウキウキした感じに
– 心配事なんてどこかに飛んでいって、楽しみでいっぱいな様子

2. 幼稚園・保育園での様子
– 先生たちは「最後だから」って気持ちが入って、少し厳しめになりがち
– でも子どもたちの頭の中は「もうすぐ小学生!」でいっぱい
– そのせいで、ちょっと怒られることも増えちゃう時期

3. 勉強の準備…どこまでさせる?
– 「ひらがなの練習させなきゃ」って焦る必要はありません
– むしろ、先に教えすぎると逆効果になることも
– 小学校では、みんな一緒に一からスタートするんです

4. こんな風に過ごすのがおすすめ!
– 文字は無理に教えなくてOK。カルタで遊んだり、絵本を読んだり、自然に触れる程度で十分
– 数は日常生活の中で。例えば: 「おにぎり3個作ろうか」「洗濯物5枚たたんでね」など、手仕事を通して感覚を使いながら数字に触れる

5. 大切なのは?
– 勉強より、小学校に行くのが楽しみ!って気持ちを大事に
– 「できる」より「やってみたい」気持ちを育てる
– 生活の中で自然に学べることをゆっくり楽しむ

この時期は「早く教えなきゃ」って焦らなくていいんです。
子どもが小学校に行くのを楽しみにしている気持ちを大切にしながら、普段の生活の中で少しずつ準備していけば十分ですよ​​​​​​​​​​​​​♪

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