思春期の子どもたちは、家族から少しずつ距離が広がり、友人や先輩、先生と関係性を広げていきます。その中で、家族以外の文化を知り、自分で気づかなかった自分の一面に気づき、徐々に「自分」について考えが深くなっていきます。
これは、思春期以降の‘青年期’でとても大事なテーマで、理想の自分になる!夢を実現する!などの「自己実現」の土台になります。
思春期のウツウツとした悩ましい姿は、未来の自分にたどり着くためのサナギの時期と言ってもいいかもしれません。
そんなサナギちゃんたちをどう見守ればいいのかお伝えします。
1. 思春期は「自分探し」の入り口
– この時期の子どもは自然と自分について考え始めます
– ただし、これは人生における自己探求の「始まり」に過ぎません
– 大学進学や職業選択など、その後も自己実現の道は続きます
2. イライラや友人関係を通じた自己理解
– 思春期の子どもは、なぜイライラするのかを考えることで自己理解を深めます
– 友達との関係や友達の嫌な部分を見ることで、自分自身を知っていきます
– 家で友達の愚痴を言うのは、不快感を出す場所として重要です
3. 親の適切な関わり方
– 子どもが愚痴を言う時は「あなたはそう思うんだね」と受け止めるだけで十分
– 「あなたはどうしたかったの?」など、子ども自身に考えさせる質問をする
– 正しさを教えようとするのではなく、子どもの気持ちに寄り添う
4. 自分を知るための環境づくり
– 一人で過ごす時間を大切にする
– 子どもが親に近づいてきた時は、それを関係を深めるチャンスととらえる
– スマホや勉強など様々な刺激の中で、自分と向き合う時間を確保することが大切
5. 親の期待との向き合い方
– それまで親の期待に応えて育ってきた子どもが、自分の意思を持ち始めます
– この時、親が自分のレールに戻そうとすると、子どもの自己実現が難しくなります
– 親は「この子は本当は何がしたいんだろう?」という視点で見守ることが大切です
最後に大切なこと
思春期の子どもの変化は、成長の自然な過程です。親は子どもの自己探求を見守り、安心して話ができる存在となることで、子どもの健全な成長を支えることができます♪
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