覚えておきたい子どもの記憶のこと…
年齢が低いほど記憶に残りにくい
・小学校低学年(3年生)でも、去年の出来事はあまり覚えていない
・特に子どもがあまり関わっていない体験は記憶に残りにくい
記憶に残りにくい体験の例
・移動時間が長く、ずっと座っていた
・1時間も列に並んで、ずっと立っていた
・親が一方的に決めた観光地巡り
<子どもにとって意味のある計画を立てるために>
大切な視点
1.子どもが実際に動けているか
2.子どもが本当にやりたいことか
3.子どもが主体的に関わっているか
避けたいパターン
・親の「やらせたい」「連れて行きたい」思いが先行
・高額な費用をかけたのに子どもが覚えていない
・子どもが「親に付き合ってあげている」状態
<記憶に残る体験の作り方>
「消費側」から「作る側」へ
消費側の体験:用意されたイベントに参加するだけ
作る側の体験:計画段階から参加し、手足を動かして活動に参加
テレビ番組の実験;ある番組で、子どもたちに2種類のキャンプを紹介し、どちらを選ぶかという企画を紹介…
グランピング:快適で全て用意されている
自然キャンプ:テント張り、火起こし、料理作り
→ 子どもたちはグランピングにテンションが上がってものの、最終的に「自然キャンプ」を選んだ
子どもたちの感想
・「自分で火を起こしたのが嬉しかった」
・「なかなか火がつかなくて悔しかったけど、完成した時すごく嬉しかった」
(「消費者」ではない体験の一例として、とてもメッセージ性のある感想!)
<年齢別のおすすめ体験>
小学校中学年以降
・2〜3日のキャンプ
・子どもだけで参加するイベント
・冒険的な体験にトライ
年齢が低い子ども
・山に行ってみる
・川に足をつけてみる
・川辺の岩をひっくり返して探索
・子どもが自分で探求できる環境を作る
<親の役割>
大人がすべきこと
・安全を保証する
・危険がないように見守る
・子どもが自分で探求できる環境を整える 期待できる効果
・子どもにとって思い出になる体験
・経済的な負担が軽くなる
・大人も自然に触れてリフレッシュ
夏休みの計画を立てる時は、「刺激的な消費」から「体験型の活動」にチャンネルを変えることで、子どもにとって本当に価値のある時間を作ることができます。完璧に用意された体験より、子どもが主体的に関わり、試行錯誤できる体験の方が、長い記憶に残る素晴らしい夏休みになるでしょう♪
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