039.【シリーズ 人間関係の発達 その⑦】各発達段階で力を獲得しそびれてたらどうなる?パート①

‘発達段階’の話をすると「その時期を過ぎてしまった!」「大事な時期を逃してしまった〜」など、取り返せないもののように感じてしまう人も少なくないのでは?

実は各発達段階は行ったり来たりできる柔軟なものなのです。

子どもは年齢とともに新しい発達段階に進みますが、過去の段階にも自由に戻れます。

大人も心理状態によっては、無意識に幼い頃の発達段階に「戻る」ことがあります。

この「戻る」とは、その発達段階の欲求や行動パターンが現れることです。

親はその様子を発達課題の側面から捉え直し、適切に対応することで、子どもの健全な発達を後押しできます。

つまり、発達のやり直しのチャンスが常にあり、親子の適切な関わりによってそれを補完できるのです!

発達は一方通行ではなく、行ったり来たりできる柔軟なプロセスなのですよ…という話をしています♪

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038.【シリーズ 人間関係の発達 その⑥】「子どもの発達をサポートする」ってどういうこと?

子どもが求めているから…
子どもにとっていいことだから…
子どものことが心配だから…

などなど、子育ての中でいろんな思いが動機になって行動していると思います。

親業として必要だと思っていることが、実は自分のためにやっていることもあります…
このことは、前回少し触れましたが、自分の心の癖が疼いて‘親としてやるべきこと‘という使命感になることもあります。

これは、子どもの育ちを支えるというよりも、自分自身のためにやっているということになります。

「子どもの発達をサポートする」というのは、今子どもに必要な環境・関わりを用意できることだと考えられます。

今、子どもが何を必要としているのか…

これはなかなか自分1人では気付きにくいかもしれません。
そのために、子育て仲間がたくさん必要なんです!

自分の中で抱え込まず、子どものことや自分のことを話せる環境が子育てには不可欠なんです…

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037.【シリーズ 人間関係の発達 その⑤】親はどうやって「親」になるの?

「親」はどんな人でしょう?
まずは自分に聞いてみてください。

「親とは…」

この定義の部分は人によって違います。
なので、ここでは「こうあるべき」という話はしません。

今回は“赤ちゃんが世界を知っていく心の過程と、
親が親として成長する過程はリンクします“という内容です。

未知のことに対する不安の体験、対処の仕方など、あなたの記憶に残っていなくても、心に染みついた記憶=心の癖として残っています。

子育てで無性に不安になる・気になる・心配になる…など
自分でも説明できない感情に圧倒される時は、心の癖が出ていると理解して良さそうです。

しかし、この心の癖が子育てで多発すると、子どもの発達・自立を遅らせるリスクがあります。
そのため、親は自分自身のケアが大切で、子どもに必要なことを冷静に見極める必要があります。

心の癖が出ることが悪いということではなく、親になることで、自分の心の癖に気づき、成長する機会に直面しやすくなるということです。

子育てを辛く感じてしまうタイミングは、まさに心の癖に直面している時なのでは⁇

親になる過程は自身の発達課題に向き合うことにもつながる…というお話です♪

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036.【シリーズ 人間関係の発達 その④】子どもはどうやって1人でいられるようになるの?

今回は子どもが1人でいられるようになる過程について説明しています。
このテーマは3歳になるころの子どもを想定した内容です。

「親と離れても大丈夫」とは、どういう状態のことでしょう?

ママと離れるのは寂しいけど、目の前の楽しいことに気を取られ
寂しいことも忘れて寂しくなくなること

と、

ママと離れるのは寂しいけど、時間が経てばまた会えるし
会えていない間もママは自分のことを大事に思ってくれている…
ということがわかっていて寂しくなくなること

は大きな違いがあります。
マーラーの理論では、この段階まで到達できることが発達のゴールとなります。
ここに3年の歳月が最低でもかかるということです。

どんな世界が展開しているのでしょう…
ぜひお聴きください♪

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