079.思春期の子どもに必要なこと① -安定と休息-

思春期は心も体も大忙し!それを子ども自身でマネジメントすることは至難の業…というより「できない」と思っていた方がいいです。
その部分を親がサポートできればいいですね。

ただ、子ども側からしたら「うざい」と思われる関わりかもしれません。
いえ、うざがられるだけです…

心ではトホホと泣きながらも、我が子のためにサポートを整えていきましょう

【思春期の特徴】
1. 心身の急激な変化
– 一晩で身長が伸びることもある
– 栄養が足りなくなりやすく、貧血になることも
– 体の成長にエネルギーを使うため、とても疲れやすい状態
– 授業中に眠くなるのは自然な現象
2. 感情の波
– 更年期に似た激しい感情の変動を経験
– 朝は元気でも夕方には落ち込むなど、一日の中でも気分が変化
– 「みんな友達」と感じる時と「私は孤独」と感じる時の振り幅が大きい
– これらはホルモンの影響で、本人もコントロールが難しい

【親として心がけたい対応】
1. 安定した環境づくり
具体例:
– 決まった時間に起きる、学校に行く等の日課を維持
– 食事の時間を一定に保つ
– 宿題や勉強の時間を確保
– 就寝時間の管理(特にスマホ使用への配慮)
2. 親自身の感情コントロール
良い例:
– 子どもがイライラしていても、「そうだね、今は大変な時期だね」と冷静に受け止める
– 少し距離を取りながら見守る
– 子どもの感情に巻き込まれすぎない
避けたい例:
– 「何でイライラしてるの?」と問い詰める
– 「説明しないとわからない」と責める
– 子どもと一緒にイライラしてしまう
3. 適切な休息の確保
具体的な方法:
– 休日は十分な睡眠時間を確保
– 部活や習い事で疲れている様子なら、1日休むことを提案
– 昼夜逆転を防ぐため、平日は起床時間を意識
– 予定を詰めすぎない(遊び・部活・塾のバランス)
4. 新しい接し方への移行
変更点:
– 小学生までの「お手伝い」重視から、自己管理重視へ
– 細かい指示から見守りの姿勢へ
– 叱責より理解を示す対応へ

【重要なポイント】
– この時期の変化は自然なもので、必要な成長過程
– 親の役割は「指導者」から「支援者」へと変化
– 子どもの不安定さに対して、親が安定した存在であることが重要
– 休息と活動のバランスを見守り、必要に応じて調整を手伝う

このように接することで、思春期の子どもたちは安心して成長のプロセスを進んでいくことができます。親としては、時には歯がゆい思いをすることもあるかもしれませんが、この時期を乗り越えるためのサポート役に徹することが、子どもの健全な成長につながります♪

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